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BlendVision AiMに新機能!動画とAIの融合で、動画管理や活用がますます便利に

ブランドアンバサダーの林修氏を起用したTVCMで話題の「BlendVision AiM」に新機能が追加されました。販売開始からわずか2カ月という短いスパンということもあって、記者としては「マイナーアップデートか、バグ修正かなにかだろう」と軽く考えていましたが、蓋を開けてみるととてつもなく大きな新機能が追加されていて正直驚きました。

その新機能は次のふたつ。


■AIによる動画の自動タグ付け
■AIによる動画の自動クリッピング機能(シーン分割)

これのどこがすごいのかというと、まずは動画を放り込むだけでBlendVision AiMが自動的に(悪い言い方を恐れずに言うなら“勝手に”)動画内で取り上げられている内容にタグを付けたり、話題が変わるところでチャプターを切ってクリッピングしてくれるところ。

BlendVision AiMで扱う動画は、全てユーザーである自分たちが用意するもの。つまり、あらかじめチャプター切りや編集など自分たちがやった覚えがないものはまったく手が加えられていないはずで、動画内で何が語られているかは最初から最後まで再生して観なければわかりません。1時間続いた会議なら1時間、2時間続いたオンラインミーティングなら2時間を費やしてプレイバックして内容を確認し、昔風に言うとテープおこし的な作業で内容を把握していかなければならなかったのです。必要とするテーマが取り上げられたのが2時間のミーティングの中でわずか2分間だったとしても、それがどのあたりで出てくるかわからないので2時間全部の映像をチェックしなければならないからです。実に無駄な時間ではありませんか。

ところがBlendVision AiMを使えば、この無駄な時間は完全になくなって必要な場面をすぐに見つけることができるのです。さらに言うと、そのほかにどんなテーマが取り上げられていたのかも一目瞭然なので、より建設的な情報収集やレポートづくりが簡単に行えるようになるわけです。

BlendVision AiMの画面。右側の「クリップとタグ」で全てのタグが選択されている状態なので、動画下のタイムライン上には多くのタグが表示されています。

この動画では07:40からオープンバングルについて取り上げられています。抽出されたタグでこの部分に関連するのは#デザイン、#金属、#クラシックの3つ。タイムラインにカーソルを合わせるとサムネイルが表示されるので、目的の部分に飛ぶ際も迷いなくクリックすることができます。


自動タグ付け・自動クリッピング機能の特徴
●AIによる自動動画分析
●動画内のシーン変更を検出してAIが自動でクリッピング(シーン分割)
●各クリップ内の画像、文字や音声情報を元にAIが自動でタグ付け
●各クリップごとにAIがタイトルと要約を自動生成
●動画内から目的のタグを含むクリップ(分割されたシーン部分)を抽出

6月11日から東京ビッグサイトで開催された「ビジネスイノベーション Japan 2024 夏 東京」のKKCompany展示ブースでは、新機能のデモが行われました。

技術系の話にまったくついていけない記者に、わかりやすくBlendVision AiMの新機能について説明してくれたKKCompany Japan合同会社の小島麻衣子さん。

日頃からあらゆるジャンルの記者会見に参加する記者にとっても、今回のBlendVision AiMの新機能はとても興味深いものでした。というのも、あまり詳しくない分野の発表内容は要約するのが難しく、よく知っているジャンルに比べると記事完成までに倍以上の時間がかかることもあるから。小島さんの説明を聞きながら「もしBlendVision AiMがあれば、浮いた時間を有効活用できるのに」と思ったのは、30分ほどのインタビューの中で一度や二度じゃありません。記者のように記事化目的の人はそんなに多くないかもしれませんが、社内で記録用として撮影した会議の映像を活用している会社は少なくないのでは。ひょっとしたら、埋もれている記録動画の中にはダイヤの原石が紛れているかも。そんなお宝を逃さずに抽出してくれるのもBlendVision AiMのすごいところ。せっかく映像で残しているのなら、BlendVision AiMを導入してみてはいかがでしょう。