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ももクロ百田夏菜子が会社員役に挑戦! デザスク初TVCMが描く“挑戦の一歩”

在宅ワークや副業といった新しい働き方が広がる一方で、「興味はあるけれど、実際に踏み出すのは難しい」と感じる人は少なくありません。慣れ親しんだ生活を変えるのは勇気が必要で、最初の一歩がなかなか出ないこともあるでしょう。そんな中、あるCMが「挑戦する」ことの意味を軽やかに伝えています。WEBデザインスクール「デザスク」が、開校以来初となるテレビCMを制作し、10月1日にWEBで先行公開、10月4日からは関東エリアで放映を開始しました。出演するのは、ももいろクローバーZのリーダーであり、女優や声優としても活躍する百田夏菜子さん。物語の中で彼女は、在宅ワークや副業に興味を持ちながらも迷いを抱える会社員を演じます。隣に寄り添うのは、オリジナルキャラクター「デザスくん」。悩む人の背中を押す存在として、彼女とのやりとりを通じて物語を温かく支えています。

リスキリングの時代に、百田夏菜子が届けるメッセージ

今回のCMは、株式会社日本デザインが運営する「デザスク」にとって初の挑戦です。副業やリスキリングといった言葉が一般化し、働き方の多様化が進むなかで、「誰もがスキルを身につけ、自分らしい働き方を実現できる社会」という同社のビジョンを、より広く届ける手段としてテレビCMを選びました。単なる宣伝ではなく、社会的なテーマに寄り添う姿勢がうかがえます。こうした背景のもと、同社がキャスティングしたのが、アイドルグループ・ももいろクローバーZのリーダーである百田夏菜子さんです。2008年の結成以来、歌やダンスにとどまらず、ドラマや映画、声優など幅広く活躍してきた百田さん。今回のCMでは、普段とは異なる「会社員役」に挑戦しています。

彼女が演じるのは、日々の仕事に追われながらも「このままでいいのだろうか」と迷う一人の女性。自分の未来に希望を抱きつつも不安を感じる姿は、多くの視聴者に重なる部分があるでしょう。その隣に登場するのが、オリジナルキャラクター「デザスくん」。悩める主人公を励まし、支える存在として描かれています。撮影現場では、百田さんがアドリブを交えて演技を膨らませる場面もあったといいます。キャラクターとの息の合った掛け合いは、和やかな空気感をそのまま画面に反映させ、CM全体に温かみを与えました。

本人インタビューに見る「挑戦」への思い

今回のCMでは、百田夏菜子さん自身も「挑戦」というテーマを意識して撮影に臨んだといいます。インタビューでのやり取りからは、その前向きな姿勢がうかがえます。

Q:演じる上でこだわったところはありますか?
見てくださった方だったりとか、今の自分に少し何か変わりたいなっていう思いがあったりとか、未来を想像した時にもうちょっとこういう未来もあるのかなとか…。色々悩みを抱えている方もいらっしゃると思うんですけど、そういう方が少しでも前向きになるような、自分もちょっと一歩足を踏み出してみようかなっていう風に思っていただけるように、そして、そういう皆さんの気持ちに少しでも寄り添えるようにというのを意識して撮影をしました。

Q:もし自分が会社員だったらどんな仕事・働き方をしたいですか?
今日1日パソコンとずっと向き合いながら撮影していたので…デスクワーク系がいいかなと思います。カフェとかでお仕事されている方だったり、色んな場所でお仕事されている方をお見かけするとすごくかっこいいなって思うので、私も自分のリズムでお仕事パソコンを持って、ちょっとコーヒー飲みながらとかお仕事してみたいなと思いました!

Q:百田さんはおうち時間が増えたらやりたいことはありますか?
今年の誕生日にマネージャーさんにお野菜を育てられるキットみたいなのをプレゼントしていただいて。それでちょっと簡単におうちで育ててみて、それがすごく楽しいのでそれに力を入れたいのと、お友達に一緒にキムチを作ろうって誘ってもらっているので、キムチ作りたいです。

こうしたやり取りからは、挑戦を特別なものではなく、生活に溶け込む「小さな一歩」として捉える姿勢が伝わってきます。


【新TVCM概要】
タイトル:「わたしもデキた。デザスク。」篇(15秒・30秒)
出演:百田夏菜子
公開開始:2025年10月1日(水)
放映開始:2025年10月4日(土)
放映地域:関東エリア
放映媒体:テレビ、TVer、YouTube
動画URL:15秒 https://youtu.be/1NZt1KMP2VE?si=kmy2QJt6QYenW9Zl
   :30秒 https://youtu.be/s8CfF2BQUdk?si=-k4k3pVKAzwzL1Yw
   :メイキング https://youtu.be/mW0BL4gS7K8?si=DIiAhPcX9eCRr_2J
   :インタビュー https://youtu.be/fnH6_4ofb3s?si=9pdtx7dKTHL7U-Af

働き方が多様化する時代に響く、挑戦のエール

このCMを通じて浮かび上がるのは、「挑戦は特別なことではなく、誰にでもできる日常の一歩である」というメッセージです。百田さんが演じる主人公は、非現実的なヒロインではなく、私たちと同じように迷い、考え、時に足踏みしてしまう存在。そのリアルさが共感を呼び、視聴者に「自分も挑戦してみよう」という気持ちを自然に芽生えさせます。また、デザスくんとのやり取りは、悩める時に寄り添う存在の大切さを象徴しています。スキルを学ぶだけでなく、支え合いながら未来を切り開くというスクールの姿勢が、キャラクターを通して表現されている点も印象的です。

働き方が多様化するいま、挑戦のハードルを下げる存在はとても重要です。百田夏菜子さんの柔らかな演技と、「デザスくん」との掛け合いは、そのメッセージを押し付けることなく自然に伝えています。視聴者がこのCMを見て「自分もできるかもしれない」と思える瞬間をつくることこそ、今回のCMの価値でしょう。挑戦の一歩は決して大げさなものではなく、日常の中に転がる小さなきっかけかもしれません。その背中を押すように、このCMは多くの人の心に響いていくのではないでしょうか。これから新しいことに挑戦しようとする人々にとって、この作品が心強いエールになることを期待したいです。