日本のホテル黎明期に創業し、戦前・戦後…西洋のホテルスタイルを日本に伝え続けて来たクラシックホテル達。現在、日本クラシックホテルに加盟しているホテルは9つ。「クラシックホテルパスポート」を持って、ホテルを巡っているファンも多いとか!今回はその中の1つである温泉地としても有名な愛知県蒲郡市にある蒲郡クラシックホテルのディナーにスポットライトを当ててご紹介します。
エッセイ集に登場するビーフカツレツは必食!
「蒲郡クラシックホテル」が「蒲郡ホテル」だった時代。文豪の池波正太郎さんが宿泊した際に食べたとエッセイ集の中で記されている「ビーフカツレツ」を当時のレシピにアレンジを加え再現しています。チーズとパセリが入ったパン粉で揚げ焼きされたカツレツの肉はとても柔らかく、赤みのうまみが溢れでて来ますよ。
乾杯はオリジナルの日本酒がおすすめ
美食には美味しいお酒を。蒲郡クラシックホテルといえば、園内に咲き誇るツツジが有名です。そのツツジの酵母から作った日本酒が存在します。フルーティーでバナナの様な香りのする日本酒は白ワインのようでもあり、乾杯におすすめです。
竹島を眺めながらゆったりと
メインダイニングの窓側の席からは竹島が一望出来ます。陽が落ちていくと昼間とはまた違った幻想的な表情を見せてくれる竹島を眺めながらのディナーは格別です。
アミューズはケークサレ。
魚料理は、三河の渥美サーモンのコンフィ。サワークリームソースでいただきます。
スープはにんじんのポタージュ。
さらに魚料理が登場。スズキのポアレと平貝のグリルは、粒マスタードソースで。
お口直しの氷菓子は、蒲郡みかんのシャーベット。
そして必食の国産牛フィレ肉のカツレツのマッシュルームソースへとコースは進んで行きます。
デザートはパティシエのおすすめだそうです。この日は、洋梨のケーキとバニラアイスでした。食後はゆったりとコーヒーを飲みながら、陽がすっかり落ちた三河湾に照らし出される竹島を眺めながらおくつろぎください。
文豪が愛した味を蒲郡クラシックホテルで
ビーフカツレツはランチでも味わえます。クラシックホテルでの特別な体験を蒲郡クラシックホテルで堪能してみては?
蒲郡クラシックホテル
〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15-1
0533-68-1111