脳の隠れ疲労に注意!イミダゾールペプチドは心身の両方の疲労をとる優れた栄養素
スポーツや仕事などのやりがいや達成感などで前頭前野が刺激されると、疲労のシグナルを発信する眼窩前頭野がマスクされ疲労を感じにくくさせてしまいます。脳疲労は気付きにくいという特徴があるので注意が必要です。イミダゾールペプチドは、精神系必須アミノ酸のヒスチジンと身体系非必須アミノ酸のアラニンが結合したジペプチドで、分解され個々のアミノ酸としても、結合してペプチドとしても優れた効能および抗疲労・抗酸化作用を発揮します。
「熟成 阿波尾鶏」はイミダゾールペプチドが一般的な鶏肉の約1.5倍!
イミダゾールペプチドは鶏むね肉に豊富に含まれます。なかでも、徳島県が開発したブランド地鶏「阿波尾鶏」(貞光食糧工業株式会社)は、ブロイラーに比べて1.5倍多く含まれていることがわかっています。
イミダゾールペプチドにはアンセリンとカルノシンがあります。その両方ともがブロイラーに比べて多く含まれ、合わせた量はむね肉においては1.5倍以上にも及びます。「イミダゾールペプチドは、脳と筋肉両方の疲労回復力を高めることがわかっています。最近は鶏肉もたくさんの種類がありますが、栄養面を意識して選ぶことが重要です。疲れがなかなかとれないと感じる方は、鶏肉メニューを継続して摂ることをお勧めします」と佐藤医師はいいます。
8月8日は「阿波尾鶏の日」 疲労は食べて予防!!
徳島県阿波尾鶏ブランド確立対策協議会が、「阿波尾鶏」の安全性や美味しさを多くの人に知っていただくことを目的に、8月8日を「阿波尾鶏の日」として、記念日登録を行いました。8月8日は「阿波尾鶏」命名の由来である踊る「阿波おどり」が県内各地で開かれる前日にあたり、抗疲労効果のあるイミダゾールジペプチドが多く含まれる「阿波尾鶏」を食べて、「阿波おどり」を精一杯楽しんでもらいたいという願いが込められています。
「阿波尾鶏」 をつかったこの夏おススメレシピ
アルコールには、肉や魚のたんぱく質を柔らかくしたり、特有の臭みを消す効果があります。ぐんと料理のレベルをアップさせる縁の下の力持ち「料理酒」の意外な裏ワザをご紹介します。