東京・築地特有の賑わいの継承・発展を目的にオープンした「豊洲 千客万来」。江戸の街並みを再現した商業施設には国内外からお客様が詰め掛けています。豊洲市場隣接で新鮮な食材がそろうのも魅力。インバウンド向けで高い!との声も聞こえて来るが実態はいかに!?さまざまな店舗の中から日本の誇る食文化「米」を伝える「米三角」が気になり「豊洲 千客万来」に初潜入。早速レポートしていきます。
初来店ならこれ!看板メニューと日本酒のペアリング
米三角を訪れたら必ず食べてほしい看板メニューがこちら。まず1品目は、チーズとトロユッケの王様キムチ。マスカルポーネチーズとトロユッケを豊洲市場名店のキムチで巻いた一品です。刺激的なキムチの香りに食欲が刺激されます。
ハサミで豪快にカットするとトロユッケとマスカルポーネが登場。うま辛キムチがマスカルポーネチースでマイルドになり、さらにユッケと合わさることで最高のハーモニー!ペアリングは、店名が付いたオリジナルの日本酒「米三角」。穏やかな香りを楽しめるようワイングラスで提供されます。南アルプス伏流水の超軟水仕込みで、海に近い酒蔵 遠州山中酒造で作られているので潮のミネラルを受け海鮮との相性が抜群です!
2品目は、六白黒豚のトロトロ煮。何ともインパクトのあるビジュアルで思わず写真におさめたくなります。
大根の高さは15cm。中までしっかりと出汁が染み込んでおりどの部分を食べてもおいしい!二年熟成醤油で煮込まれた鹿児島ブランド黒豚六白も至極柔らかです。
ペアリングは、遠州山中酒造の看板の日本酒「葵天下」の特別純米酒。関東にはほとんど流通していない、全国新酒鑑評会において9年連続入賞の栄誉を誇る、蔵元の「技術と知識と経験」が生み出したお酒。甘過ぎず、辛過ぎず食事をにそっと寄り添う味わいでしたよ。
3品目は、本日のこぼれ海鮮おむすび。本鮪・天然鰤・真鯛・いくら・数の子がてんこ盛り!お刺身として食べるも良し、ぜいたくおにぎりとして食べるも良しです。
ペアリングは、高知でポピュラーな酔鯨(すいげい)。純米吟醸大吟醸酒の夏酒で、ラベルが印象的な酔鯨は、フルーティで日本酒が苦手でも飲みやすい日本酒でした。 初めて「米三角」を訪れた際はこの3品は必食です。筆者は日本酒初心者なのでペアリングは店員さんのオススメでお願いしました。全てスルスルとおいしくいただけ大満足!ペアリングは店員さんに気軽に聞いてみてください。
椅子設置でゆったりできる角打ち
当初は気軽な角打ち(立ち飲みスタイル)でオープンした「米三角」ですが、日本酒の品ぞろえ、食事のおいしさが話題となり年配層からも支持を得てゆっくり楽しめるよう椅子が設置されたそうです。
店内には、目を惹く蛍光のキービジュアルや枡の電球カバーでデザインされておりSNSが好きな若い世代や、外国人観光客も楽しめる雰囲気。この日も老若男女、日本が誇る食文化「米」から生まれた「SAKE」と、米三品「銀飯」「発 酵」「熟成」にて和食を再構築した酒菜のペアリングを満喫していましたよ!
ここでしか買えないお土産も
米三角では、提供している日本酒やオリジナルの枡、海苔、醤油などの購入が可能。海外のお客樣はもちろんのこと、舌の肥えた方へのプレゼントにもおすすめです。
筆者は、本日のこぼれ海鮮おむすびとともに提供された「麹のしょうゆ」がとても気に入りました。
最高のペアリング体験を「米三角」で!
日本が誇る食文化「米」の価値を豊洲の地から広めたいとの思いから生まれた「米三角」。米三品【銀飯】【発酵】【熟成】の酒菜で最高のペアリング体験をぜひ!
【メニュー概要】
・チーズとトロユッケの王様キムチ 980円(税込)
・六白黒豚のトロトロ煮 980円(税込)
・本日のこぼれ 海鮮おむすび 1,500円(税込)
【店舗概要】
米三角
東京都江東区豊洲6丁目5番1号 温浴棟2F
03-6910-1233
月~金 12:00~21:00
土・日・祝 11:00~21:00
店休日 なし
https://www.komesankaku.com/