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リーチ マイケルが活用法を伝授! ガーミンのフラッグシップモデル「fēnix 8」シリーズ新商品発表会

アメリカ発のGPS製品のパイオニア、Garmin(ガーミン)の日本法人であるガーミンジャパンが8月28日に東京都内で新商品発表会を開催し、8月29日に発売となるフラッグシップモデルのマルチスポーツGPSウォッチ「fēnix 8」シリーズを発表。併せて行われたトークショーには、ラグビープレーヤーでガーミンアンバサダーを務めるリーチ マイケル選手が登場し、普段のコンディション調整にガーミンのテクノロジーを取り入れているリーチ選手のfēnix 8活用法が語られました。

世界中のアスリートに愛される「fēnix」の最新機種がリリース

発表会の冒頭ではガーミンジャパン代表取締役の岩田元樹氏が挨拶に立ち、今年で創業35周年を迎えるガーミンのあゆみを紹介。ウェアラブルデバイスやデータ活用で世界をリードする同社の歴史を振り返った上で、世界的テクノロジーイベント「CES2024」でのイノベーションアワード獲得、Forbes誌による「2024年アメリカの最も働きがいのある企業ランキング」での2位獲得、ガーミンアンバサダーの一人であるマラソン・赤崎暁選手のパリ五輪での6位入賞の奮闘など昨今のトピックスが紹介され、「テクノロジーの進化で、もはやウォッチは時間を図るだけの道具ではありません。最新機能を効率的に活用することで、新しい自分を発見できると確信しております」と、これから発表される新商品への期待感を抱かせました。

続いてガーミンジャパンでプロダクト・マーケティングを担当する酒井直哉氏が、今回の新製品であるマルチスポーツGPSウォッチ「fēnix 8」(フェニックス・エイト)シリーズの概要と魅力を説明。

今回「BE LIMITLESS 新しい自分の可能性を手に入れろ」というキーメッセージとともに発表されたfēnix 8シリーズは、2012年に初代機がリリースされた同社のフラッグシップモデルです。

fēnix 8 Sapphire AMOLED 51mm

酒井氏はまず、本国アメリカでfēnixが愛される理由として「約48時間の超ロングバッテリー」「最新の第5世代光学式心拍計」「サファイアガラス&DLCチタン素材」「100種以上のスポーツ計測・分析機能」の4点を紹介。そして新型機のリリースごとに革新的な機能が搭載されてきたfēnixのヒストリーを語った上で、最新機能を搭載したfēnix 8の進化として「ガーミン初の音声コマンドによるウォッチの操作」「新しい可能性を広げるダイビング機能の搭載」「パフォーマンスアップのためのトレーニング機能の強化」「さらなるロングバッテリーの実現」という4つのポイントを挙げ、具体的な機能を解説しました。

引退を考えたリーチ選手を再起に導いたfēnix

その後は、昨年のラグビーW杯での活躍も記憶に新しいラグビープレーヤーのリーチ マイケル選手が登場し、司会者を相手にトークイベントを実施。ガーミンのアンバサダーであるリーチ選手から自身のfēnix 8活用法が披露されました。

「2019年の世界大会の前に大怪我を負い、一年に6度の手術を重ねる中で引退を考えるほど落ち込んでいた」というリーチ選手は、そこから再起し、さらなるレベルアップを目指す手段として、コンディション調整にガーミンのデータ活用を導入。「もう一度世界のトップに挑むために、自分の体をしっかり理解してプランを立てて取り組みました」と当時を振り返り、まずは運動中の心拍数を適正に保つためのトレーニングにガーミンを取り入れたといいます。

また、「ガーミンと出会うまでは自身の感覚だけで一日を過ごしていたので、いろいろなデータから自分の成長が分かったり、調子が良かった試合の直前のデータを参考にしてコンディション調整ができるようになったことは本当に大きいです」と語ったリーチ選手は、fēnix8で計測された自身のデータを例に挙げながら具体的な改善点を紹介。そのうち、運動してもいい体調を数値化して教えてくれる「トレーニングレディネス」機能の話題では「心拍数の高い練習ばかりやっているとトレーニングレディネスのスコアが下がって効率の悪い運動になってしまうので、強度の低い練習も取り入れた方が良いことを教えてもらいました」と話し、計測、分析、提案、実践&振り返りのサイクルでアスリートのパフォーマンスアップをサポートしてくれるfēnix8の利点をプッシュしました。

なお、所属チームの東芝ブレイブルーパス東京でキャプテンを務めるリーチ選手は、チームメイトにもガーミンの活用を勧めているそう。その上で、ユーザー同士のデータ共有が可能なfēnix8の機能を利用して、5名の後輩選手がオフシーズンに計測したデータを公開チェック。「この選手は我慢できる能力がすごく高い」「この選手はオフに太ってしまうので、データが見られれば自己管理しているかが分かる」とキャプテンの目でそれぞれの状態を分析しつつ、「一人でやる練習は結構辛い時もあるので、こうしてグループ化して周りのデータが見られるのは周りへのアピールにもなって良いと思います」と、仲間の状態が共有できる点にもfēnix8のメリットを感じていました。

「もうすぐ36歳を迎えますが、今もレベルアップできるところはたくさんあるので、ラグビー界の最年長としてまだまだ頑張り続けていきたいと思います」と最後に今後の意気込みを述べ、「自分のコンディション維持はもちろん、チームとしても先ほど紹介した5人の選手らとお互いレベルアップしながら、最高の結果を出すためにデータを活用していきたいです」と語ってトークイベントを締めくくったリーチ選手。fēnix8のサポートを得て、12月から始まるリーチ選手の新シーズンの活躍に期待しましょう。

「fēnix 8」は有機ELディスプレイ搭載の「AMOLED」とソーラー充電機能を搭載した「Dual Power」の2タイプを用意しており、8月29日発売の「fēnix 8 Sapphire AMOLED」シリーズは3サイズ8モデル、10月中旬発売予定の「fēnix 8 Sapphire Dual Power」は2サイズ4モデルの展開で価格はいずれも17万8千円から。自分に合うウォッチを選んで、リーチ選手のように新しい自分の可能性にチャレンジ!

【Garmin「fēnix 8」シリーズ公式サイト】
https://www.garmin.co.jp/minisite/fenix/fenix-8/