魅力を再発見！【静岡県】東遠地区モニターツアー

住みたい県ランキングで常に上位を獲得している静岡県。電車や新幹線を利用してすぐに東京へ行けるアクセスの良さに加え、新東名高速道路が開通したことによる車での利便性も格段にアップ！身近に海、山、川といった自然が豊富で食事も美味しいと来れば鬼に金棒です。そんな静岡県ですが、実は地域によって全く違った魅力を持っています。今回はその中でもマイナーでスポットがあまり当たって来なかった地域、静岡県の遠州地域の3市町(掛川市・菊川市・御前崎市)で構成する「東遠地区」をクローズアップします。

夏の東遠地区(掛川市・菊川市・御前崎市)を巡るツアー

今回、東遠地区をPRするにあたり、静岡県遠州観光協議会と静岡県西部の情報を発信するInstagramのインフルエンサー「食べるしずおか」こと、たべしずさんがタッグを組み1泊2日のツアーを開発！そのツアーに取材同行しました。

スタートは、日本の快水浴場100選の1つ！子ども連れの家族も安心な海水浴場「マリンパーク御前崎」。環境省水質調査で最高ランク「AA」の評価を受けた透明度の高い美しい海が自慢です。海水浴はもちろんのこと、ビックサップやバナナボートといったマリンアクティビティを楽しむことも可能です。静岡県西部地区から参加されたツアー参加者のみなさんは、こんなアクティビティがあることをほとんど知らなかったよう。新たな地元の魅力に満面に笑みが浮かび、幸先の良いツアーのスタートとなりました。

マリンアクティビティを楽しんでおなかがペコペコの参加者が次に向かったのが、駿河湾の玄関で太平洋の黒潮に近い御前崎港にある「海鮮なぶら市場」。施設内の「お食事処海鮮」でお待ちかねの昼食です。御前崎はカツオが有名！外はカリッと中は半生の「レアかつおカツ定食」が一押しです。他、新鮮な海鮮や、海鮮加工品、御前崎茶、地元アイテムなどがズラリそろいます！ご自宅用に、贈答品やお土産など、ここにしかない商品をぜひ手に入れてください。

おなかがいっぱいになった参加者が次に向かったのは、御前崎のランドマーク「御前埼灯台」。1874年にイギリス人技師の監督のもとに誕生した白亜の美しい洋式灯台です。日本の灯台50選に選ばれ、歴史的・文化的価値の高さから「Aランクの保存灯台」にも指定されています。静岡県最南端の岬から眺める海も思い出の1枚にどうぞ。

1日目のお宿は、灯台の隣にたたずむ「岬の宿八潮」。全客室より太平洋と白亜の灯台の雄大なパノラマが楽しめ、御前崎の海の恵みを心行くまで堪能できる家族経営の温かいお宿です。「朝日夕陽百選の宿」にも選ばれている八潮。夕焼けはもちろんのこと早起きして朝日をお楽しみください。

ツアー2日目は、東名高速道路の菊川インターから車で15分ほどの場所にある「ブルーベリーの郷」からスタート。6月から8月にかけてさまざまな品種のブルーベリーを楽しめるスポット。ブルーベリー狩りはもちろんのこと、喫茶では自慢のブルーベリーを使ったフードやスイーツも提供しています。ユーモラスな名物スタッフがブルーベーリー農園の楽しみ方を面白おかしく紹介。スタッフに会いに定期的に訪れるファンもいるんだとか。

続いては、菊川市下内田の稲荷部(いなかべ)地区の水田に色の異なる古代米を使い約200人で1600平方メートルに作りあげた「田んぼアート」の鑑賞です。2008年から町おこしとして実施している恒例行事。今年の図柄は、徳川家康と一富士二鷹三茄子。高さ6メートルのやぐらから見下ろすアートは圧巻！写真には入りきらないのでぜひその目で全貌をお楽しみください。

昼食は、掛川駅北口にある複合施設「ウィタス138ストア」内にある、地元農家さんが育てた野菜のランチブッフェとアメリカンベイクが味わえる「Funny Farm」へ。メインはジーロ飯を選び、前菜のお野菜デリブッフェは好きなだけ。旬の野菜をたっぷり摂れるとあって女性のお客様で大賑わいでしたよ。

ツアー最後のスポットは、さまざま花が咲き誇る全天候型大型ガラスハウスの園内で約100種1000羽の珍しい鳥達とのふれ合いを楽しめる体験型テーマパーク「掛川花鳥園」。鳥達へのエサやり体験や、記念撮影、迫力満点のバードショーに、温室内の天井からつり下がる満開の花々の美しさには息を飲みます。園内全体がバリアフリー！体の不自由な方、車椅子、ベビーカーを使用されている方も安心して楽しめる施設です。

【静岡県】東遠地区に出掛けよう！

東遠地区(掛川市・菊川市・御前崎市)の、ツアーはいかがでしたか？ツアーの立役者、たべしずさん曰く、今回のツアーは定番の観光スポットから地元の方のみぞ知る穴場スポットまで網羅した内容で1泊2日を丸っと体験してほしいとのこと。彼女自身も静岡県西部地区に住んでいながら初めて知るスポットもあり、インフルエンサー×各市町のコラボレーションから生まれた新発見・再発見に感動の連続だったようです。秋には今回のツアーに入らなかった中遠地区(磐田市・袋井市・森町)を楽しむプランの企画も進んでいるんだとか。定番スポットに偏りがちなお出かけも、隠れたまだ見ぬ魅力的なスポットが加わることでその地区を新鮮に彩る！たべしずさんの秋ツアーの発表が待たれます。