公益財団法人東京都スポーツ文化事業団が子どもから大人まで誰もがスポーツを楽しめるスポーツイベント『スポーツ交流フェスタ WINTER 2023 in 東京体育館』を2023年2月5日(日)に東京体育館にて開催しました。入場料が無料で気軽に来場できる本イベントは、スポーツの魅力を「する」、「みる」、「ささえる」の3つの視点で楽しむことができるスポーツイベントです。筆者もイベントにおじゃまさせていただきました!
「する」スポーツ体験プログラムでは、巨大な軽いボール(直径122cm・重さ1kg)を使ってチームでヒットやレシーブを繰り返すキンボール体験や、2本のなわとびを使って飛ぶ子どもから若者に人気のダブルダッチ体験など“ゆるスポーツ”を含む全11種類のスポーツが楽しめました。
ところでみなさんは、“ゆるスポーツ”をご存知でしょうか。筆者は今回のイベントで初めて知りましたが“ゆるスポーツ”とは、年齢や性別、運動神経に関わらず誰でも楽しめる新しいスポーツのこと。イベントでは、世界ゆるスポーツ協会が考案した3つの“ゆるスポーツ”(ブラックホール卓球・コツコツ点字ブロックリレー・うんちスポーツ)の体験ができました。なかでも目を惹いたのが「うんちスポーツ」で、うんちの国からやってきた、素敵な「うんちぼうし」で楽しく体を動かすスポーツです。
制限時間内にたくさん「うんちぼうし」を組み立て、ゴールを目指します。ゴールまで頭に乗せて運んだら2点、手で運んだら1点ゲットできるゲームで、子どもが大好きな“うんち”で遊べるスポーツはイベントでも大人気でした。
「みる」ステージプログラムでは、プロBMXライダー「池田貴広」さん、フリースタイルフットボールチーム「Ball Beat Crew」によるパフォーマンスなど、リズミカルで迫力あるパフォーマンスの数々がパフォーマンスエリアで行われました。筆者はリオデジャネイロパラリンピック閉会式や東京パラリンピック開会式でもパフォーマンスを披露した車椅子ダンサーである、かんばらけんたさんによるパフォーマンスショーを見学させていただきましたが、アクロバティックな力強い演技が圧巻でした。
その後のトークショーでは、ダンスを始めて約半年後の3回目のステージがリオデジャネイロパラリンピック閉会式だったというエピソードや、普段はシステムエンジニアの仕事をしながらパフォーマーの活動をしているというプライベートな話も伺えました。また、腕の筋肉が美しいかんばらさんですが、筋肉を緩めるストレッチやマッサージはしているものの、筋トレは特に普段していないということにも驚きでした。今後については「違うジャンルのダンスを経験して表現の幅を広げていきたい」と語るかんばらさん。どのようなパフォーマンスを今後披露してくれるのかとても楽しみです。
「ささえる」展示・物販プログラムではスポーツ関連企業や団体が出展し、スポーツ用品やグッズの販売など様々な側面からスポーツを支えるPRブースがありました。ふらっと立ち寄らせていただきましたが、お買い得な商品に筆者もつい財布の紐が緩みました。
また、イベントでは東京都スポーツ文化事業団の新マスコットキャラクターのSUSIE(スージー)キャンペーンも行われていて、先着順でレジャーシートのプレゼントや、子どもも嬉しいスタンプラリーも実施。子どもも大人も楽しめる盛り沢山な内容の今回のスポーツイベントは、次回の開催があればぜひ筆者も子どもと一緒に来場したいと思うイベントでした。