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【静岡県浜松市】家康ブーム、ボルテージ最高潮!呉竹荘「味旅 家康之長寿飯」

NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送で、家康公ボルテージが最高潮の静岡県浜松市。現代の名工そして、黄綬褒章も受賞している百谷料理長が監修する特別会席「家康御膳」が、夏休み特別企画「味旅 家康之長寿飯」として料理を舟に乗せ運ぶ涼しげな演出で登場。家康をはじめ有名武将の甲冑が並ぶフォトスポットも併設。歴史好きには堪らない美食イベントが8月24日(木)まで呉竹荘にて開催されています。

味旅 家康之長寿飯

戦国時代の平均寿命は30代…そんな中、家康は75歳という天寿をまっとう!「長寿こそ勝ち残りの源である」江戸幕府編纂の徳川実記には家康の健康法が記されているほど、食事にひとかたならぬこだわりがあったようです。17年もの歳月を浜松で過ごしている家康。彼の健康を支えたのは浜松の豊かな食材と言っても過言ではないでしょう。そんな家康に思いをはせながら「味旅 家 康之長寿飯」を楽しみましょう!

【酒肴】~東海道の地産~ 桜海老佃煮、エシャロット金山寺味噌掛け、浅蜊生海苔和え、煎茶胡麻豆腐、南京カステラ

東海道のおいしさを存分に味わえる酒肴と乾杯のスパークリングワインの先には、家康の甲冑!さまざまな食のイベントに参加して来た筆者ですが、甲冑を眺めながらの食事は初体験です。

【造里】生しらす、鯛松皮、添物一式

魚好きで知られる家康ですが、その中でも鯛に目がなかったそう。浜名湖産の生しらすを添えて。

【吸物】冷やしとろろ 蓴菜 青海苔

滋養強壮のために家康が好んで食べたと言われるとろろは、ちゅるんとした食感の蓴菜とともに。ほんのり香る青海苔の風味が深みを与えてくれます。

【温物】浜名湖鰻茶蕎麦巻き、山椒餡掛、芽葱

東海の名城と呼ばれる「掛川城」も歴史を紐解くと家康と深い関わりがあります。掛川の茶蕎麦と浜名湖鰻をマリアージュさせた逸品。山椒がピリリと効いています。

【合肴】茄子田楽、薑、山牛蒡

家康が江戸に向かう道中に清水で出会った折戸茄子をいたく気に入り、晩年を過ごした駿府城でも好んで食べていたエピソードから手作り玉味噌の茄子田楽が登場。「一富士、二鷹、三茄子」の茄子は折戸茄子であると言う説が有力だそうですよ。

【進肴】近江牛鋤焼き、特製割下、白菜、白葱、占地、水菜、豆腐、玉子

養生薬として納めたれていた牛肉の味に魅了された家康。京から近い近江(琵琶湖)、遠い遠江 (浜名湖)に因んで、日本三大和牛「近江牛」を特製の割下で。

【追肴】長芋大葉鯛巻き、季節野菜、抹茶塩

鯛の天麩羅を食べ過ぎて亡くなったとも言われる程の家康の好物は当時のパワーフードでもあっ た長芋を包んだ変わり揚げは、お姫さまが乗った籠風のしつらえで。

【食事】麦飯、豆味噌、奈良漬、安芸柴漬け

江戸わずらい…いわゆる脚気が白米文化が根付いた江戸で大流行しましたが脚気に倒れなかった家康の健康に一役買っていたのは、生涯好んで食べていた麦飯でしょう。献上品の中でもお気に入りだった奈良漬、豆味噌との食べ合わせも栄養価アップの立役者です。

【流れ麺】全粒粉うどん、素麺、薬味、冷出汁

涼しげな水レーンを流れてくる全粒粉うどんと素麺をナイスキャッチ!全粒粉のうどんも家康が好 んで食べた食事の1つです。

【水菓子】家康公 嘉祥菓子 鬼まんじゅう 草餅 胡麻味噌団子浜納豆

甘党で知られる家康。江戸城の大広間に2万個にも及ぶ和菓子をズラリと並べ大名に振る舞ったエピソードも残っています。 ラストは、定番の和菓子とともに浜松が誇る「浜納豆」で作る五平餅のお団子仕立てのオリジナ ル甘味で華麗にフィニッシュです。

この夏は、エンターテインメント美食を呉竹荘で

家康グルメ数あれど、家康や有名武将の甲冑を眺めつつ、水レーンを舟に乗ってサーブされる本格和食はなかなか体験できるものではありません。
着用して写真撮影ができる衣装も準備されています。

この夏は、歴史好きでなくとも見逃せない感動の食体験をぜひ呉竹荘で!

詳細

味旅 家康之長寿飯
2023年 8月2日(水)~8月24日(木)
月・火曜定休日 / 全席予約指定席

特別和会席10品
大人 6,000円(税込) 当日券 / 6,500円

昼席 [受付11:30 / 開宴12:00 / お開き14:00]
夕席 [受付18:00 / 開宴18:30 / お開き20:30]

開宴時刻の10分前までにご来館ください。
お子様向けの料理と料金はお電話にてお問合せください。

味旅 特設ページ:https://villa-kuretake.co.jp/hachiyoutei/ieyasugozen/
電話でのお問い合わせ:053-453-1511

呉竹荘
静岡県浜松市中区東伊場1-1-26
053-453-1511