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伊豆高原に老舗干物店が手掛ける憩いのひもの定食店がNew open!

東京から新幹線に乗車すれば1時間45分で到着する大人気観光地「伊豆高原」。伊東八景と称される城ヶ崎海岸・大室山・一碧湖など代表的な景勝地がそろい、さらに伊豆半島随一の湯量を誇る温泉地とも来れば人気にも納得です。そんな伊豆高原に2024年6月2日(日)、老舗干物店「山幸ひもの」こだわりの干物が楽しめる定食屋がオープンしました。早速、レポートしていきます。

山幸ひものとは?

昭和52年、漁師だった先代が八幡野港そばで店を構え伊豆高原のお客さまが足繁く通ってくれたことをキッカケにより買い求めやすいようにと店舗を移転し、現在は2代目が切り盛りする「味」「無添加」「手作り」にとことんこだわった干物を販売するお店です。

昔ながらの手作業で厳選した新鮮な魚を1尾ずつ丹精込めて開き、伊豆赤沢海洋深層水を使用し、無添加・無着色でお店ににて一貫して干物を製造されています。おいしさの決め手である塩は2種使用。魚の種類によって濃度・漬け時間・干し具合を細かく調整し、タレは全国各地の厳選した調味料を独自配合するこだわりよう。

ヤマコウプラスbyマサヨズキッチン

山幸ひものを定食でいただける「ヤマコウプラスbyマサヨズキッチン」は開放的なテラス席が印象的な店構え。

くり抜き魚のウッドアートもあり思わず写真を撮りたくなります。SNSにハマる流行に感度の高い世代やお子さまにもウケそうです。

メニューはシンプルに2種。「本日の干物定食」と「きんめ干物定食」からチョイスするシステムで焼きたてを提供。1番人気は、青魚の王様さばの自家製塩干しで上質な脂を堪能できるため、お土産としても大人気だそうです。

干物と言えば、まあじ。こちらも自家製塩干しで魚のうまみがたっぷり。定番だか らこそ山幸ひもののこだわりをひしひしと感じる逸品です。

あじフライは、まあじの自家製塩干しを揚げた干物屋ならではのメニュー。凝縮されたうまみは油で揚げることでさらに深みを増します。こちらはおいしさのあまりおかわりをするお客さまもいるのだとか!

揚げたてを提供してくれるのもうれしいポイント。真っ赤なユニフォームがお似合いの元気でお茶目なオーナーが心を込めて調理してくださっています。

そして伊豆と言えば金目鯛。同じくこちらも自家製塩干しが提供されます。鮮やかな朱色は古くから魔除けの色として重宝されていたことから贈答用として人気が高いそうです。ふっくら食感で良く脂がのっており上品な味わいでしたよ。
定食にはメインの干物の他に、日替わりサービス品、小鉢、お米マイスター厳選の御殿場コシヒカリのご飯、みそ汁が付く充実のラインアップ!

ヤマコウプラスbyマサヨズキッチンのお料理を一手に引き受けるマサヨオーナーはご自宅で10年以上、料理教室の先生をされていた経歴の持ち主。言うならば家庭料理のプロフェッショナルです!定食の小鉢も自家栽培した野菜を使ったお惣菜で脇を固め、タルタルソースを手作りしファンを獲得するなど止どまる所を知らないパワフルな女性。干物のおいしさを若い世代にも伝えたい!と、目をキラキラ輝かせながら話す姿がとても印象的でした。

伊豆高原でこだわりのひものを!

6月2日(日)にオープンしたばかりのヤマコウプラスbyマサヨズキッチンですが、地元の方や別荘の方の間ではすでに話題にとなっており貸し切りの予約の入るなど人気は右肩上がり!7月〜は「居酒屋マサヨズキッチン」が金・土の夜限定で営業をスタートするそう。山幸のひものとお酒…こちらにも注目ですよ!


【メニュー詳細】
・本日の干物定食 1,300円(税込)
山幸の干物、日替わりサービス品、小鉢、ご飯、みそ汁
・きんめ干物定食 2,200円(税込)
山幸のキンメ干物、日替わりサービス品、小鉢、ご飯、みそ汁

【店舗詳細】
ヤマコウプラスbyマサヨズキッチン
7:30〜13:00 朝定食〜ランチ 木、金、土、日 営業
(御予約なら、パーティ、貸し切り、ワークショップ可)

居酒屋マサヨズキッチン
18:30〜 金、土 営業

(御予約なら、貸し切り、お日にち相談可)

静岡県伊東市八幡野1759-751
090-8670-1122

山幸ひもの 静岡県伊東市八幡野1759-750
 8:30~17:30
0557-51-6767 https://yamakou-himono.jp

【モデル】
平井綾 https://www.instagram.com/aya.nyamnyam