ライフスタイル

パリミキがカウンセリング重視の新たな測定プログラム『Personal Direction』を開発 個々人ごとの“最適視界”がわずか30分で判明

10月1日は「メガネの日」、そして10月10日は「目の愛護デー」と、10月は目に関する記念日が目白押し。そんな中、10月1日(火)より“眼の見え方の不具合”を解消しライフスタイルに合った“最適視界”を把握することで、一人ひとりに最適なメガネ選びをサポートするカウンセリングプログラム『Personal Direction』をスタートした株式会社パリミキ(https://www.paris-miki.co.jp/)が、日本の人口のボリュームゾーンである40〜50代の男女1,000人を対象に「視力とライフスタイルに関する意識調査」を実施しました。

眼の見え方に不具合がありながら対処していない40〜50代は国内でおよそ1866万人

40〜50代の78.6%が「眼がぼやける」「ピントが合わない」「疲れ目」などの“眼の見え方の不具合”を感じていながら、その69.8%(全体の54.9%)が不具合に対して何の対処もしていないことがわかりました。日本の40〜50代の人口を約3400万人と仮定すると、“眼の見え方の不具合”を感じていながらも対処を行っていない人は、国内でおよそ1866万人にのぼると推計されます。

40〜50代の約4人に3人が少なくとも1本のメガネを使用

調査の結果、40〜50代の72.5%がメガネを使用していることが判明。そのうちメガネを1本使用している人が47.1%、2本以上のメガネを使用している人が25.4%を占めていました。このことから、40〜50代の約4人に3人が少なくとも1本のメガネを使用しており、40〜50代の生活の中でメガネが欠かせない役割を果たしていることがうかがえます。

さらにメガネを1本使用している人に対して、メガネを使用するあらゆる生活シーンでそのメガネに満足しているか尋ねてみたところ、34.4%が満足していないと回答。その理由として1位は「距離によって見えづらいことがある」で61.7%。2位は「かけると眼が疲れる」で32.1%、3位の「フィット感がよくない」は31.5%でした。

メガネを複数本使用している人では、使用するメガネに満足していない人は26.8%という結果に。その理由の1位は「シーンによってメガネを変えるのが面倒」で50%、2位「メガネを変えると視界の変化に慣れない」が41.2%、3位「どれを使用していいのか分からない」は23.5%でした。

メガネはQOLを向上させるための重要なツール

運転用、仕事用、スポーツ用など、生活シーンごとに最適なメガネを使用することが重要だと思う人は82.8%。また、単純な視力検査だけでは多様な生活シーンへの対応が不十分と思う人が55.9%という結果から、視力だけでなく、生活スタイルに合わせた細やかなメガネの選定が求められていることがわかりました。40〜50代のライフスタイルが多様化している中で、メガネが単なる視力補正具としてだけでなく、QOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)を向上させるための重要なツールとして認識されているようです。


【調査概要】
調査内容:「視力とライフスタイルに関する意識調査」
調査対象:40〜50代の男女1,000人
調査方法:インターネット調査
調査機関:自社調査
調査期間:2024年9月10日(火)~9月11(水)
※パリミキ調べ
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合あり。

「最適視界」の重要性|眼科医・有田玲子先生の解説

 
今回の調査では、40〜50代の78.6%が “眼の見え方の不具合”を感じながらも、そのうち69.8%がその不具合に対して何の対処もしていないことがわかりました。実際に、「見えにくい」と感じても、痛い、充血する、目やにが出るなどの急性の症状がないと対策が遅れるケースは多いです。特に、若い頃によく見えていた方ほど目に自信があり、なかなか眼科を受診するなど積極的な行動には移さない方が多いと感じています。

 40〜50代は、かすむ、見えにくい、ピントが合いにくい、ピントが合うまでの時間がかかるなど、見えにくさを訴える方が増える年代です。特に、近見や中間距離などの見えにくさを我慢して、頭痛や肩こりを併発するまで放置される方もいらっしゃいます。

 人によって一番必要とする視力の距離は違います。本をよく読まれる方、パソコンでお仕事をする方、スマートフォンを長時間ご覧になる方、運転をされる方など。うまくピントが合わないと、イライラしたり、集中できなくなったり、頭痛や肩こりなど起こしたり、体のほかの症状をも引き起こしてしまいます。それぞれの方が最も必要な距離が一番よく見えるようにピントを楽に合わせることで「最適な視界」が得られQOLも向上します。

 自分に合った「最適な視界」を把握することが、見えにくさによるストレスや負荷を軽減し、より快適で充実した日常生活につながると思います。

有田玲子
伊藤医院眼科 副院長 医学博士

京都府立医科大学卒業、京都府立医科大学大学院博士課程修了。東京大学臨床研究員、慶應義塾大学眼科講師(非常勤)を経て伊藤医院眼科副院長に。専門はドライアイ、眼精疲労。書籍『眼精疲労がとれて、よく見える!目のすっきりストレッチ』(成美堂出版)の監修も務める。一般の方にわかりやすく疲れ目やドライアイについて解説するYouTubeも大好評。

パリミキの新カウンセリングプログラム『Personal Direction』で“眼の見え方の不具合”を解消

“眼の見え方の不具合”への不満解消に求められるメガネ販売店のサービスとしてニーズが高かったものは、1位が「詳細に目や視力の検査をしてくれる」で56%、2位「いつでも気軽に相談できる」が45.4%、3位「自分のライフスタイルに合ったメガネを提案してくれる」で41.2%でした。

今回の調査を行ったパリミキは、人々のライフスタイルの多様化、さまざまな生活シーンでのメガネの利用機会増加に伴い、単純な視力だけではなくそれぞれのシーンでの“最適視界”を把握することが、あらゆるシーンでのパフォーマンス向上につながっていくと考えているとのこと。

そこでパリミキでは、メガネ選びの新しい価値軸として注目すべき“最適視界”をベースに、カウンセリングを重視した新たな測定プログラムを開発。それが一人ひとりに最適なメガネ選びをサポートするカウンセリングプログラム『Personal Direction』(https://www.paris-miki.co.jp/service/project/)です!


『Personal Direction』の特徴
・単純な視力測定だけでなく、“見え方”や“視界”を細かく測定
・ライフスタイルのヒアリングで日常生活に必要な“視界”を把握
・一人ひとりの“最適視界”とそれに応じたメガネの提案

『Personal Direction』のフロー

『Personal Direction』は、ユーザーのライフスタイルや正確な視力、最適な視界を5つのステップで把握する。所要時間は30分程度。


『Personal Direction』でわかること
・視力状況シート:裸眼視力/近視・遠視/乱視/調整力/見たい近見距離/見たい近見距離に必要な調整力/瞳孔中心間距離がわかる。
・視界分析シート:使用中のメガネやコンタクト、または裸眼の「楽に見えるエリア」と「見づらいエリア」がそれぞれわかる。
・視界プランの提案シート:視力と視界、またライフスタイルから、ユーザーに必要な視界がわかる。


『Personal Direction』概要
・サービス提供開始日:2024年10月1日(火)
・サービス提供店舗:国内のパリミキ店舗612店
・料金:無料
・WEBサイト:https://www.paris-miki.co.jp/service/project/

今回の調査で“眼の見え方の不具合”を感じている40〜50代がおよそ8割を占めていることがわかりました。50代半ばの記者も、もれなくそのひとりで、とにかく手元がまったくと言っていいほど見えていない。そのため、若い頃は週に何冊も本を読む読書の虫だったのに、もう何年も本を読むという行為をしていません。編集者としてそれはどうなのかと言われると辛いですが、字が見えないのだからしょうがない。無理に読もうとすると、今度は気持ち悪くなってしまうのです。引退したらロッキングチェアに揺られながら、読書をして過ごす毎日を送りたいと思っていましたが、どうやらそれは叶わぬ夢のよう……と完全に諦めていました。ですが、このパリミキの『Personal Direction』で最適視界が判明すれば、また本が読めるようになるかもしれないではないですか!記者も含め、“眼の見え方の不具合”に悩む40〜50代は国内でおよそ1866万人。ひょっとしたら、諦められていた1866万個の夢が叶う日が『Personal Direction』によって来るかもしれませんね。そして、なんとこの『Personal Direction』は無料で測定できるというのだから、受けに行かない理由はないのではないでしょうか。