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気持ちよく満たされて美しく。産婦人科医・宋美玄先生に聞く女性の「セルフプレジャー」がひらく3つの美容スイッチ

「デリケートゾーンのケア」が日常の習慣として定着しつつある今、美容業界にまた新たな“新常識”が到来しようとしています。今回レポートするのは、東京ビッグサイトで開催されたイベント「ビューティーワールド ジャパン 東京 2026」iroha特別セミナー。『セルフプレジャーの美容効果を医学的に解説!サロンを差別化する「美容スロープ」戦略』と題し、これからの女性の美とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるための、非常に興味深い最先端のトークが繰り広げられました。医学的知見を交えたセルフプレジャーに関する話題。なかなか聞けない詳しいお話を今回、ご紹介します。

セルフプレジャーでの美容効果UP、さらにはくびれる?

気になるそのメカニズムについて、産婦人科医で医学博士の宋美玄(そんみひょん)先生が解説。これまで「性」と「美容」は、繋がっていそうで、どこか切り離されて語られがちでした。また、性に対する誤解やタブー視する空気もまだ残っています。トークセッションの冒頭、宋先生は「性の本質は、自分自身が楽しんだり、快楽を得て満たされたりすること。そして、そのプロセスを突き詰めていくと、実は素晴らしい美容効果をもたらしてくれるのです」と語り、セルフプレジャーが持つ3つの「美容スイッチ」について解説を始めました。

美容スイッチ① 分泌される主な脳内物質・ホルモン


・オキシトシン:満たされた幸福感をもたらし、ストレスを緩和する
・ドーパミン:ワクワクするようなときめきや、モチベーションを高める

「これらのホルモンや脳内物質の働きによって、心が豊かに満たされるだけでなく、睡眠の質が格段に向上します。結果として、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が促進されたり、コラーゲンの生成が促されたりといった具体的な美肌効果に繋がっていくのです」と宋先生。さらに医学的な視点から、「心が満たされてハツラツとしている人は、ウツウツとしている時よりも自然と口角が上がり、表情が明るく魅力的に見えます。肌の水分保持力といった物理的な変化はもちろん、内側から溢れ出るツヤやハツラツとした美しさを引き出してくれるのがこのスイッチです」と解説しました。

美容スイッチ② 究極のリラックス状態がもたらす「めぐり」の力

誰にも気を使わず、自分の「したい」という気分に素直に従えるセルフプレジャーは、パートナーとのセックス以上にリラックス効果が高い場合があると宋先生は言います。

「心地よい快感を得ることで、自律神経の『副交感神経』が優位になります。すると、全身の血管が緩んで血流が劇的に促進されるのです。特に骨盤内の血流がじわっと増えていきます」

よく”セックスやセルフプレジャーをすると女性ホルモン(エストロゲン)が増える”という噂を耳にしますが、宋先生いわく、卵巣から分泌されるホルモンの量そのものが急増するわけではないそう。大切なのはその“届け方”です。

「血流が良くなることで、すでに体内にあるエストロゲンが身体の隅々、つまり肌や髪の毛先まで行き届きやすくなります。エビデンス(科学的根拠)としても、肌トラブルの抑制、肌のハリの維持、髪のツヤ向上などが言われています。ドキドキする興奮と、じんわり解きほぐされるリラックス。この双方が合わさってよく眠れることは、最高の美容液と言えるでしょう」

美容スイッチ③ オーガズムの近道!「骨盤底筋」の連動でまさかのくびれ効果

もっとも驚いたのが、3つ目の美容スイッチ。セルフプレジャーによって「オーガズム(絶頂)」に達した際にもたらされる、ボディラインへの劇的な変化です。「実は、オーガズムに達すると腰がくびれるんです」と宋先生が明かし、そのメカニズムは、インナーマッスルの驚異的な連動にあると言います。

快感が頂点に達すると、女性の身体でも骨盤底筋が約0.8秒間隔でキュッ、キュッと規則的に収縮(ピクピクするような動き)を始めます。この動きは、お腹の1番奥にあるコルセットのような筋肉「腹横筋(ふくおうきん)」や横隔膜とダイレクトに連動しています。

宋先生は笑いを交えながら、「お腹を縦に割るような腹筋運動ではこの筋肉はなかなか鍛えられませんが、オーガズムに達すると、骨盤底筋と腹横筋が交互に自動でキュッ、キュッと収縮します。この腹横筋こそが、まさにウエストをきゅっと引き締め、美しいくびれを作る筋肉なのです。

女性らしいくびれを作りたいなら、無理に辛い腹筋運動をするよりも、お気に入りのグッズなどを上手に使ってしっかりオーガズムを感じる方がずっと効果的でおすすめです」とアドバイス。

さらに、オーガズムによって分泌されるエンドルフィンやプロラクチンといった物質が、さらなるリフレッシュ効果やむくみ解消、睡眠の質の向上をもたらしてくれると言います。心の安定をもたらす「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質セロトニンも分泌して心身をリラックスさせます。

※セルフプレジャーに関する説明であり、「iroha」の特定の製品の使用による疾病の治療・予防や身体の構造や機能への影響、美容上の効能効果を示すものではありません。また、製品の使用の効果には個人差があります。

安心の日本製ブランド「iroha(イロハ)」で没頭できる心地よさを

このように様々な美容効果があるセルフプレジャー。でもどのようなグッズを手に取ればいいか戸惑う人も多いのではないでしょうか。宋先生が長年患者さんにもおすすめしており、自身もお気に入りだと語るのが、女性向けセルフプレジャー・プレジャーテックブランドの「iroha(イロハ)」です。

「10〜15年前は、女性向けのグッズといえば男性を興奮させるための卑猥なデザインや、硬くてビニールのような質感のものがほとんどで、女性が求めているものとはかけ離れていました。でもirohaは、部屋に置いてあっても恥ずかしくない、和菓子のような可愛らしいデザイン。そして何より、触り心地が素晴らしいんです」と話します。

「iroha(イロハ)」のPR担当・松下美緒さんと、セールスマネージャーの松本愛子さんが詳しくブランドについて説明。

2013年に「女性による女性のためのプレジャーアイテムブランド」として産声を上げたのが「iroha」。

2017年には、デリケートゾーンケアブランド「iroha INTIMATE CARE」を立ち上げ、緑のボトルでお馴染みの泡ソープ「iroha INTIMATE WASH【foam type】」が大手クチコミサイトのベストコスメアワードで殿堂入りを果たすなど、日本のフェムケア市場を牽引し続けてきたブランドです。

irohaでは「美容スロープ」と名付け下記の通り緩やかにフェムケアを取り入れていけるステップを考えていると松下さんは言います。


ステップ1:日常的なデリケートゾーンケアで外側を整える
ステップ2:膣と身体の健康を守るヘルスケアを意識する
ステップ3:楽しみながら内側の美しさを引き出すセルフプレジャーを取り入れる

このように、段階的に自分の身体と向き合い、ケアのハードルをなだらかなスロープのように超えていくことで、現代女性の美と健康の土台を底上げしていくという画期的な戦略です。


・iroha fit+(イロハ フィット プラス):先端がなめらかに可動する、ブランド最上級・プレミアムクラスのアイテム
・iroha fit(イロハ フィット):「太さに少し抵抗がある」という方でも馴染みやすい、細身のシルエットと柔らかいシリコンが特徴
・iroha petit(イロハ プティ):寒天から作られた、お肌に優しい使い切りのプレジャーアイテム

このようにおすすめアイテムを松本さんがご紹介。

さらにはお得に購入できるセット販売なども行っています。

宋先生は特にお気に入りのアイテムとして、手のひらサイズの「RIN(リン)」を紹介。

「初心者の方ならデリケートゾーン全体に優しく押し当てるだけで、じんわりとした快感が分かります。さらに慣れてきて『ピンポイントでここがいい』と深掘りしたい人や、パートナーと2人で使いたい時にも、このRINはすごくおすすめです」と話します。

さらに、指にはめて使用できる人気アイテム「PAIRING(ペアリング)」についても言及。

「女性に多い『前戯ではオーガズムに達するけれど、挿入されると行けない』という悩みも、これを使うことで入り口と奥が同時に達する『ブレンドオーガズム』という最高の境地を体験しやすくなります。そうすれば、さらに腰がくびれまくることになりますね(笑)」

グッズ選びにおいて宋先生が何より重視するのは「安心感」だと話します。「痛みや『大丈夫かな?』という恐怖心があると、気持ちよさに没頭できません。irohaはふわふわと柔らかく、身体を傷つけないデザインと材質でできている。安心できる日本製だからこそ、ここまで女性たちの市民権を得たのだと思います」と語りました。

自分の身体と心に向き合い、もっと美しく

ビューティーワールド ジャパンの展示にも足を運びましたが、多くの人で賑わっていていました。セルフプレジャーは、単なる快楽のための行為ではなく、自分の身体を労り、自律神経やホルモンのめぐりを整え、さらには理想のボディラインまで手に入れることができる、立派な「セルフケア・ビューティーメソッド」です。周囲の目を気にせず、まずは自分の心地よさに素直になってみる。そんな特別な時間を、あなたの美容ルーティンにも取り入れてみてはいかがでしょうか。