ものづくりのブランドである「KEYUCA」が、梅雨型熱中症対策をテーマにしたプレス向けラウンドテーブルを開催。徹底して「ものづくり」にこだわり、衣食住に関わるオリジナル商品を自社店舗で販売している同社ならではのリサーチと、それに基づく新商品が紹介されました。

熱中症と聞くと真夏のイメージがありますが、昨今、梅雨時期の湿度と気温の上昇により、“梅雨型熱中症”の発症件数が年々増加傾向に。総務省消防庁のデータによると、6月の平均気温は23℃と決して高くはないものの、熱中症による救急搬送者数は5月の2.5倍以上の7275名に達しており、湿度の高い時期に熱中症が増加する傾向が明らかになっています。

そこで今回「KEYUCA」は、同イベントを通して梅雨型熱中症の発症リスクに焦点を当て、消費者に向けた啓発などを行うことに。「KEYUCA」が実施した消費者調査の結果から浮かび上がった、熱中症に対する意識ギャップをもとに、熱中症対策を早期に講じる重要性や、消費者が求める熱中症対策グッズの特徴について解説が行われました。

まずは外出先でも習慣化しやすいアイテムとして、「巻くだけ保冷クロス 42×42cm」(税込1,089円)のプレゼン。

熱中症対策のひとつはこまめな水分補給ですが、特殊素材を使用した表生地と裏生地を重ねるだけで密着するクロスは、内側に装着されたアルミ蒸着フィルムによって、冷たいペットボトルなどをしっかり保冷するアイテム。外出後5時間経っても冷凍が溶けきることはないそうで、場所をとらずに収納・持ち運びができて便利でもあります。

そして「触ると冷たいネックタオル 凍らない保冷剤付」(税込1,089円)は、接触冷感作用のある糸を使用しているため、触れるだけで冷たく感じるタオルに。ぬるくなってきたらパタパタと振ると冷たさが回復する仕様で、綿が50%入っていて吸水性もあるため、汗をかきやすい夏だけでなく、アウトドアや運動会、行楽シーズンなどにも活躍するとのこと。保冷剤ポケットに付属の保冷剤を入れれば、さらに冷感の効果が得られます。

続いて「2WAYステンレスペットボトルホルダー」(税込1,749円)は、ステンレスの真空二重構造による保温・保冷効果で、ペットボトルの温度を保つホルダーになっています。ステンレスボトルに入れられない炭酸飲料も、このホルダーに入れると冷たさをキープし美味しさが長続きするとか。また、冷たいペットボトルを入れても外側に結露しないので、バッグや手が濡れることなく快適に持ち運べます。収納できるハンドルと長さ調整できるショルダー紐が付いているので、2通りの持ち方が可能です。

会の最後に登壇したケユカ事業部長の渡邉陽平氏は、「ケユカは今年で25周年を迎えることになりました。河淳(株式会社)の製造メーカーのDNAをベースに、ものづくりに25年間、真摯に向き合ってまいりました」とあいさつ。続けて「生活者課題を受けて、いろいろな部分でチャレンジをしていきたいと考えて取り組んでおります。これからも課題解決型のブランドとしてお客さんのお役に立ちたいという熱い思いで、プロダクトイノベーションをしていきたいなと思っております」と締めくくりました。

なお当日は、梅雨型熱中症対策とは異なるものの、梅雨シーズンの生活課題に寄り添う、水分を強力に弾く「すごナノ撥水シリーズ」など、梅雨時期特有の悩みに対応する商品も併せて紹介。同社が提案する“ちょうど良いをつくる”というブランドコンセプトに基づいた商品がお披露目されました。