全国で70以上の認可保育園と、麻布台ヒルズなど都内6か所でプレップスクール(プレミアム認可外保育園)を運営する株式会社Smile Projectは、2026年6月22日(金)に東京都江東区有明に専用施設型産後ケアホテル『Villa Mom(ヴィラマム)』を開業します。これに先立ち、4月2日(木)より公式サイトにてサービスの詳細および宿泊プランを公開し、「開業特典付きリカバリー14泊15日」プランの予約受付を開始しました。
「ひとりで頑張らせない」産後ケアを実現する“第三の場所”
『Villa Mom』は、「産後ママに、心と体がととのう時間を。」という理念のもと、医療施設でも自宅でもない、まるでリゾートのヴィラのようなホテルクオリティのホスピタリティと専門的なケアが融合した“第三の場所”を提供。最大の特徴は、助産師と保育士が24時間体制で常駐する点。出産直後の身体回復から育児相談まで、切れ目のないサポートを提供することで、「ひとりで頑張らせない」環境づくりを目指します。
産後の心身を支える7つのサービス
・保育事業で培った安全管理体制を基盤とし、24時間体制で助産師・保育士が常駐
・専用施設型産後ケアホテルでホスピタリティの高いケアを実現
・助産師のみならず保育士も常駐し、育児相談や生活のアドバイスが充実
・マインドフルネスで、産後の落ち込みや孤独などの心のケアをサポート
・ミシュランシェフが振る舞う1日5食の回復食
・パートナーもお子様も同伴可能なファミリーステイ設計
・速やかに医療連携できる体制&美と健康のサポート
産後ケアのために設計された専用施設


『Villa Mom』は、既存のホテルや医療施設の転用ではなく、設計段階から産後ケアに特化して開発された点も大きな特徴です。導線や照明、音環境、温度管理に至るまで、産後の身体と心への配慮が徹底されています。


客室は「休むこと」を最優先に設計され、産後の身体に負担をかけにくいシモンズのベッドや、授乳や抱っこがしやすいレイアウト、産後の乱れがちな体内時計を優しく整える照明設計など、細部にまで工夫が施されています。
ミシュランシェフによる“1日5食”の回復メニュー
滞在中の食事は、ミシュランシェフによる1日5食の食事メニューを提供。和洋の朝食から魚・肉料理を含むディナーまで、産後の回復を促す栄養設計と満足感を両立したメニューが用意されます。



久保暁宏シェフプロフィール
高校卒業後、20歳で銀座のミシュラン二つ星フレンチレストランに入店し、基礎から経験を重ね、最終的にはソース担当を任されるまでに成長。その後フランスへ渡り、パリのビストロをはじめ、マルセイユの二つ星、ボルドーやストラスブールの星付きレストランで研鑽を積む。帰国後は都内のレストランで研鑽を続け、恵比寿のジョエル・ロブションをはじめとした様々な業態の店舗で勤務し、その後料理長として10年以上にわたり、店舗運営やメニュー開発に携わる。
開業記念プランで特別な2週間を提供
オープンを記念し、「開業特典付きリカバリー14泊15日プラン」を提供。心身を癒す極上のエステをスペシャルオプションとして無料で体験することができます。また、6泊7日の「ウィークリーステイ」にはシャンプー&ブロー各1回、30泊31日の「フルサポートステイプラン」には、シャンプー&ブロー/エステ各1回が特典として付帯されます。
施設概要
施設名:Villa Mom(ヴィラマム)東京・有明
所在地:東京都江東区有明1-4-34 minamoni Ariake 3階
事業内容:産後ケアホテル
施設面積:1,524.01㎡
アクセス:
愛育病院からタクシーで約13分
聖路加国際病院からタクシーで約15分
山王病院・山王バースセンターからタクシーで約20分
「有明テニスの森駅」から徒歩6分、「有明駅」より徒歩9分
(車でお越しの方には駐車場完備)
部屋数(ゲストルーム):全17室
設備:ベビールーム、授乳室、ダイニング、ラウンジ、エステルーム、シャンプールーム、メディテーションルーム、ランドリー、ワーキングスペース(個室)、館内Wifi完備
「産後の孤独」を解消したい——Villa Mom開業の想い

代表取締役プロフィール
代表取締役社長 土居亜由美氏
兼 Villa Mom事業責任者
2009年に株式会社Smile Project創業に参画。2017年に取締役副社長就任。2023年より代表取締役社長。教育・保育事業を中心に成長を牽引し、現在は産後ケアホテル「Villa Mom」の事業責任者として、産後ケアをより身近な存在にする取り組みを進めている。
――「小さな違和感」が、すべての原点だった
私が『Villa Mom』という産後ケア事業を立ち上げた背景には、約10年前、自分自身が経験した妊娠・出産の日々にあります。妊活から保育園入園に至るまでの長い道のりで感じた、数々の「小さな違和感」が、今も胸の奥に深く残っています。「なんとなく言いにくい」「母親なのだから、こうあるべきなのだろうか」。そんな風に、自分の本当の気持ちに蓋をしてきた瞬間の積み重ねが、この事業の出発点となりました。
――「我慢して当たり前」という無言のプレッシャー
特に妊活中、仕事をしながら通院していた頃の私は、常に焦燥感の中にありました。「早く職場に戻らなければ」という責任感と、思うように結果が出ない不安。病院では「待つのも痛いのも当然」という無言の空気が流れ、心も体もじわじわと削られていく感覚がありました。
出産の際も同様でした。最短での復帰を見据え、サポートが手厚い産院を自分なりに精査して選びましたが、それでも十分な説明がないまま処置が進む不安や、「我慢して当たり前」という、目に見えない重く苦しいプレッシャーを肌で感じました。これは特定の施設の課題ではなく、日本の出産・育児を取り巻く「空気感」そのものへの違和感でもありました。
――1万人以上の親御さまと向き合って見えてきた「孤独」
現在、私は全国で80園以上の保育施設を運営し、毎日6,000人以上のお子様、1万人以上の親御さまと向き合っています。その中で見えてきたのは、産後の心身の不調や孤独を、たったひとりで抱え込んでいるお母さま方が驚くほど多いという現実です。溢れる情報に翻弄され、「良い母親は自分を後回しにするもの」という古い価値観に縛られ、疲弊している声を聞くたびに、この領域のサポートの欠落を痛感してきました。かつて私が感じた「生きにくいな」という感覚は、10年経った今も、形を変えて多くの母親を苦しめ続けています。
――「ケアされること」を、日本の新しい文化へ
先行する台湾や韓国では、産後の専門的ケアは「当然の権利」として文化に根づいています。翻って日本では、いまだに「贅沢ではないか」「甘えではないか」という、自分を責めるような遠慮が先に立ってしまいます。しかし、出産という命がけの大仕事を終えた心身に、適切な回復が必要なのは理屈抜きの事実です。そこに「休むための理由」など、本来はいらないはずなのです。「早く社会復帰したい」という前向きな気持ちも、「今はただゆっくり休みたい」という切実な願いも、あるいは「ただぼんやりしていたい」という本音も。そのすべてが、等しく尊重されるべき大切な感情です。
――「頑張らなきゃ」を、「支えてもらっていい」に変える
『Villa Mom』で私たちが実現したいのは、単に設備が豪華な空間を提供することではありません。助産師や保育士といった専門家がそっと寄り添い、そのご家族だけの歩みを共に支えていける場所です。心がざわついてもいい、涙がこぼれてもいい。「助けてほしい」と声を上げてもいい。私たちは、それを受け止める場所でありたいと考えています。また、ご夫婦が二人で「親」になっていく過程で生じるすれ違いに対しても、対話を通じてそっと橋を渡せるようなサポートも行っていきます。
私がこれまでの歩みの中で感じてきた「ちょっとした生きにくさ」を、『Villa Mom』で過ごす時間を通じて「ここにきてよかった」という揺るぎない安心感に変えていきたい。「頑張らなきゃ」ではなく、「支えてもらっていい」。そんな風に誰もが思える社会へ、この事業を通じて一歩ずつ、しかし着実に近づいていきたいと願っています。
■Villa Mom HP:https://villamom.com/
『Villa Mom』が提案するのは、母親が無理をせず、安心して回復に専念できる新しい選択肢です。“頑張ること”が当たり前とされてきた産後の時間を、“支えられる時間”へ。『Villa Mom』の開業は、日本の産後ケアの新たなモデルケースとなるのではないでしょうか。