ライフスタイル

静岡県遠州中東遠地域の魅力を再確認!磐田・袋井モニターツアー

静岡県遠州中東遠地域(静岡県西部の磐田市から御前崎市にかけての地域)は、浜松市と静岡市には挟まれ、魅力的な観光スポットやグルメ・スイーツが存在するもなかなかスポットが当たって来なかった地域。今回、行政と静岡県西部地区を代表するインフルエンサー食べるしずおかこと、たべしずさんがタッグを組んでこの地域の魅力発信と磨き上げ・認知度向上を目的とした取り組みがスタートしました。ツアー参加者が思い思いに魅了を切り取りSNSで発信していますよ!

世界でも珍しい、磐田市香りの博物館

まちづくりの中核施設として博物館と公園の整備が1991年JR東海道線の新駅「豊田町駅」が完成を機にスタート。磐田市と合併する以前の旧豊田町の町の樹木が「金木犀」、町の花が「藤」で、ともに芳香を放つ香り豊かな植物だったこと、市内海老塚に世界的な香料メーカーである高砂香料工業株式会社の工場があることから香りをテーマにした、磐田市香りの博物館が1997年11月に開館。参加者のほとんどが知らなかったこちらの施設で自分の香りを創る調香体験からモニターツアーがスタートしました。

調香体験は約20分。女性8種類・男性5種類の香りの中から自分好みの香りを1つ選び、オリジナル・パソコンソフト「マイフレグランス」でいくつかの質問に答え香り診断を。自分にぴったりの香りをコンピューターが選び出してくれます。そのレシピを基に香りを調香して行きます。

まるで化学の授業のようにミニカップやスポイトを使って自分の香りを創り上げる作業に参加者は時間を忘れて没頭。あっという間に世界で1つだけの香りが完成しました。完成した香りのレシピとともに持ち帰ることが可能。香りが気に入ればレシピを持参して「再 調香」もできますよ。

渚の交流館で絶品海鮮ランチと、津波避難タワーの見学

香調体験で集中して作業をしおなかがペコペコのモニターツアー参加者が次にやって来たのは同じく磐田にある、遠州地域の新鮮な魚や採れたての野菜を味わえる飲食店や物販店が入り、海辺の特徴をいかした体験教室や地域の産業を体験できるイベントに力を入れる「渚の交流館」。

筆者は数量限定の海鮮丼を堪能!ネタは日替わりでその日に揚がった地魚を味わえます。

おなかを満たした一行は、渚の交流館に隣接する「津波避難タワー」を見学。こちらは、津波発生時やその恐れがある場合に、周辺エリアの方々が安心して避難できる施設。非常食や毛布、簡易トイレなどが330人分備蓄されているそう。土日・祝は無料で公開されているので渚の交流館を訪れた際は見学してみてください。

厄除の観音さまと名物団子!法多山

法多山の名で親しまれ遠州三山の1つ、袋井市の法多山尊永寺(はったさんそんえいじ) が今回のモニターツアーのラストスポット。四季の自然と季節行事でいつもたくさんの参拝者で溢れています。モニターツアーで訪れた12月初旬は素晴らしい紅葉に出会えました。

紅葉を見ながら本堂にたどり着くとたくさん「和傘アート」がお見え!

見逃しがちな手水舎の上にも和傘が飾ってありましたよ。

本堂脇のフォトスポットは記念撮影待ちの大渋滞!近年ではSNSで法多山のアート写真を見ることが多くなりました。夏は約4,000個の風鈴の心地良い音色が響き渡る風鈴祭りが大人気です。

そして忘れてはならないのが境内の茶屋で販売されているだんご。13代将軍家定の頃(1854)に、門前に住する寺士八左衛門の発案による観世音名物団子が登城の土産に添えられ将軍家より「くし団子」と御命名を賜り、以来150年以上一般参拝客に愛されてきらだんごは法多山名物「厄除団子」としてあまりにも有名。季節ごとのフレーバー(茶さ くら・栗・みたらし・氷)は争奪戦が繰り広げられています!

遠州中東遠地域にスポットを!

磐田市と袋井市にスポットを当てたツアーはいかがでしたか?法多山のようなBIGスポットから、世界的にも珍しい香りがテーマの磐田市香りの博物館、地元の食材が堪能でき地域住民をいざという時に守る渚の交流館まで。まだ見ぬ魅力的なスポットが眠る遠州中東遠地域の魅力発信と磨き上げ・認知度向上を目的とした取り組みはスタートしたばかり!今後の取り組みからも目が離せません。ぜひ、ご自身の足でモニターツアー参加者の発信を頼りに巡ってみてはいかがでしょうか?

【施設詳細】

・磐田市香りの博物館
静岡県磐田市立野2019-15
TEL:0538-36-8891

・渚の交流館

静岡県磐田市豊浜4127-43
TEL:0538-30-7091

・法多山(法多山尊永寺)
静岡県袋井市豊沢2777

TEL:0538-43-3601

【静岡県遠州観光協議会】

・磐田市 経済観光課 商業観光グループ
TEL:0538-37-4819

MAIL:shoko@city.iwata.lg.jp

・袋井市 商業観光課 商業観光室
TEL:0538-44-3156

MAIL:kankou@city.fukuroi.shizuoka.jp

・食べるしずおか

https://www.instagram.com/taberu_shizuoka/

RELATED POST