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乾燥、紫外線、刺激のある食べ物でガサガサくすんだ「夏枯れリップ」は夏のうちにケア!
3日で実感⁉皮膚科医がすすめる正しいリップケア法

夏でも気になる唇の荒れ。今ケアしておかないと冬には重症化も

1年中リップクリームが手放せない。ひび、あかぎれ、しもやけを治すビタミン系クリーム「ユースキン」を製造販売するユースキン製薬には、「一年中、唇の乾燥がひどく、こまめに保湿しても皮が剥ける」などのお客様の声が寄せられています。
「唇の荒れは秋冬に起こると思われがちですが、実は1年中荒れている方もいらっしゃいます。特に夏は、エアコンによる乾燥や紫外線といった環境的要因、辛い・酸っぱいなど刺激のある食べ物など夏ならではの生活習慣的要因もあり、唇には過酷な環境です」と語るのは、アオハルクリニック院長で皮膚科医の小栁衣吏子医師です。
さらに、「夏ならではの要因による唇の荒れ、いわゆる“夏枯れリップ”は、気温が下がり乾燥が進む秋冬に重症化することもあるので、今のうちからケアをしましょう」とアドバイスします。

唇はほかの皮膚より角質層が薄く、ターンオーバーが早い。正しいケアができれば3日で改善も

唇は皮膚と粘膜の移行部で、他の皮膚とは異なり皮脂膜がほとんどなく、角質層が薄いのが特徴です。また、毛細血管がほかの皮膚より密集しています。「唇のターンオーバーは3.5~10日間と唇以外の皮膚と比較すると早いため、正しいケアをすればそれだけ効果も得られやすい部位です。唇あれを改善するには、リップクリームの選び方と塗り方が大切です。リップクリームには大きく分けて化粧品と薬用、さらに医薬品の3種類があります。症状に合わせて選びましょう」と小栁医師は語ります。

製薬会社が皮膚科医監修のもと開発!正しいリップケア方法「4ブロック リップマッサージ」

ユースキン製薬では、皮膚科医監修のもと、正しいリップケア方法として「4ブロック リップマッサージ」を開発しました。
担当者は「弊社では長年、手あれ、かかとあれの正しいケア方法を提唱しています。そのノウハウを今度は唇あれに活かしたいと思い、唇あれに着目しました。症状に合わせてリップクリームを選んだあとの正しい塗り方、それが『4ブロック リップマッサージ』です。この方法を夜のスペシャルケアとして実践していただくモニター試験を実施したところ、参加者全員の唇あれの改善が確認できました」と語ります。

唇あれがさらなる唇あれを引き起こす⁈「4ブロック リップマッサージ」で分かった新事実

ユースキン製薬が皮膚科医監修のもと行ったモニター試験結果を受け、小栁医師は、唇には荒れやすい場所があること、唇あれがさらなる唇あれを起こす “唇あれスパイラル”があるということに注目しました。
「モニター試験を実施し、利き手の反対の下唇が荒れるなど、人によって塗り方にクセがあることが分かりました。リップクリームの塗り残しがあるのかもしれません。また、唇あれが改善するとともに、唇をなめる、かむ、ギューっととじるという唇の刺激になるNG行動も減少しました。このことから、唇が荒れているから気になって、なめてしまっていたのではないかと推測されます。唇の荒れが荒れを助長する“唇あれスパイラル”につながっていたのです」と分析しています。
そして「4ブロック リップマッサージ」について、「①割れやすい口角など全体にムラなく塗ることができる ②唇への刺激が少なくリップクリームを塗ることができる ので、カサカサの軽度の唇あれから中程度の皮むけ・炎症をケアできるのでは」と評価しています。

今すぐ実践‼ 「夏枯れリップ」ケア法

小柳医師は、「正しいリップケアを行うことで、唇あれの改善とともに唇の血色も良くなります。これにより、見た目の印象が明るくなります。また、唇あれを助長するNG行動(なめる・かむ)がなくなり、荒れにくい唇になります。ケアをしても改善しない場合は専門医の受診を。」とアドバイスします。

◆リップクリームの選び方
「乾燥しがちな時は、化粧品リップや薬用リップなど自分の唇に合うものを使いましょう。唇が割れがちな時は、薬用リップを選び、塗った時にスースーしない、刺激の少ないものがおすすめです。ひび割れやただれがある時は、治療効果のある『医薬品』と表記のあるものを選びましょう。」(小柳医師)

◆リップクリームの塗り方
小柳医師は「唇を4ブロックに分けて、1ブロックずつリップクリームを縦に円を描くようにマッサージしながら塗ると、塗りムラがなく、血行促進にもつながります。塗る時は荒れやすい口角を意識してください。特に症状が気になる時は、夜寝る前にスペシャルケアをするのがオススメです。リップクリームの量を意識し、指でなじませるようにマッサージしましょう。」とアドバイスします。

小栁 衣吏子(こやなぎ えりこ)医師 プロフィール 【専門分野:皮膚科、美容皮膚科】  

アオハルクリニック(港区六本木)院長。ウェルエイジングをめざす皆様のため、日々探求している皮膚の専門家。平成10年順天堂大学医学部卒業後、平成23年、AOHAL CLINIC院長に就任し、現在に至る。順天堂大学医学部 皮膚科助教(非常勤)、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。著書に「美肌の王道」(日経BP社)。雑誌、テレビ番組などメディアでも活躍中。

皮膚科医監修 ユースキン製薬が開発した「4ブロック リップマッサージ」

動画はこちらからご覧になれます。
http://relip.yuskin.jp

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